フラクタルに関する書籍において自己相似の例として植物はよく登場する。カリフラワーの一種であるロマネスコは自己相似の様相を呈した花蕾をつける。バーンスレイのシダは、バーンスレイの考案したシダの葉の数学モデルが植物の葉の形状とよく似ている。
海岸線の長さは計測に使用するモノサシの目盛の粗さ(スケール)によって変わり、目盛の細かいモノサシを使用するほど海岸線の長さはより長く計測される。目盛スケールを G とすると、計測される海岸線の長さは おおよそ L(G)=MG1-D となる。ここでのD はフラクタル次元である。