Perfumeの2007年第1弾シングルとしてバレンタインデーにリリースされた本作は、CDとDVDの2枚組で構成された完全生産限定盤。ハート型にパンチが打ち抜かれた真っ白なボックスに、トールケース入りのディスクとフォトブックが封入されているという、シングルCDとしてはユニークな構成である。シュリンクに貼付されたリボン型のシールもあいまって、バレンタインのプレゼントを想起させるデザインになっている。
ソフト名は、楽曲のタイトルではなく「Fan Service[sweet]」とされた。これは本作の1か月後、ホワイトデーである3月14日にリリースされたDVD『ファン・サーヴィス[bitter](完全生産限定盤)』と合わせて企画されたことによるものである。前述通りホワイトを基調とした[sweet]に対し、[bitter]はダークグレーを基調としたデザイン。色彩的には対照的であるが、いずれもジャケットにPerfumeの姿が無い、という、アイドルユニットのソフトウェアとしては異例のデザインになっている。
「チョコレイト・ディスコ」はライブでもセットリストに含まれることが多く、他の楽曲とは異なり、西脇綾香が肉声でファンに「ディスコ!」などの掛け声をかける。「トヨタ・アクア」のCMでは、ピアニストのまらしぃ演奏バージョンが使用されている。「チョコレイト・ディスコ」は2000年代末 - 2010年代初頭時点では、バレンタインデーの定番曲としても知られている。