
宮内庁で実演される古式馬術は、宮内庁車馬課の主馬(しゅめ)班が保存に努めている「打毬(だきゅう)」と「母衣引(ほろひき)」の2競技で、打毬は両陛下も皇太子ご夫妻時代にお子さま方らと親しんだ。「伝統文化の維持保存も皇室の役割」とする両陛下の意向を踏まえ、この機会に披露されることになった。天皇陛下が即位して以降の三権の長や大臣、衆参両院の副議長を招く。
「打毬」は伝統的な衣装を身につけた騎手が4騎ずつ紅白のチームに分かれ、まりを拾って的に投げ込むもので、「母衣引」は、騎手が背負った筒状の布をたなびかせながら馬を走らせる競技。終了後は宮殿で茶会が開かれるという。

1982年2月、皇居、宮内庁提供