上下の写真は、青森県弘前市で岩木山の北麓10Kmほどに鎮座し、弘前鯵ヶ沢線の十面沢あたりから南へ入り1Kmほどで津軽三十三寺社巡りの5番札所である厳鬼山(がんきさん)神社です。
厳鬼山神社は、江戸時代中期建築で、近世津軽の小仏堂(三間堂)が神社となった典型的なもの。巌鬼山神社本殿は、構造形式や細部の様式などは、この時代の特徴をよく表しています。境内には、青森県指定天然記念物の大杉があります。
場所は弘前鯵ヶ沢線の十面沢あたりから、南へ入り1Kmほどで社前に到着。境内には巨木が多く、参道の右手には沢も流れて気持ちが良いです。特に社殿左手の二本の大杉は、壮観です。
ふらいんぐうぃっち第一巻表紙は、厳鬼山神社。作者は、実に忠実に背景を描写しています。弘前公園はもとより、実在する複数個所の場所が漫画に描かれているので「せっかくだから舞台になってるっぽい場所を探してみたよ」と作中の場所を写真に撮ってブログなどで紹介する人も増えています。