
パール・アンド・ハーミーズ環礁は、北西ハワイ諸島の北部に位置する環礁です。1822年にイギリスの捕鯨船パール号とハーミーズ号の2隻が難破したことから、この名前が付きました。砂でできた島がいくつかあり、その外側には大規模な珊瑚礁が発達しています。島の面積は、すべて合計すると359,975m²です。

このSoutheast Islandが、最も皆既帯に近いです。最大接触の食分は0.99795%と100%に近く、日付変更線を超えているのでダイヤモンドリング状態の太陽が2016.3.8の夕方に見られます。
最大接触の食分で比較すると、ウェーク島より皆既帯の近くに島があります。ここから70km南の海上に皆既中心線が通過するので、2分36秒の皆既日食が見られます。この海域は3月の平均雲量が50%となり、最大接触時の太陽高度も30度あるので、陸地なら最適な観測地です。これより東側は、皆既帯にかかりそうな島も環礁もありません。
Southeast Island (パール・アンド・ハーミーズ環礁南部)
27° 47´ 18.1" N △T=68.2s
175° 49´ 07.2" W
Magnitude at maximum : 0.99795%
Moon/Sun size ratio : 1.03695
Partial solar eclipse
Event Date Time (-11) Alt Partial
(C1) : 2016/03/08 15:06:27.4 +44.7° 0.00%
(MAX) : 2016/03/08 16:22:24.3 +30.4° 99.79%
(C4) : 2016/03/08 17:30:09.9 +16.2° 0.00%

YouTube以外、管理者に無断での使用・複製・転載・流用禁止