文字と図、この両方の特徴を持ったものがピクトグラムです。ピクトグラムは文字のように、それを知っている人が共通のものを表す形状として使うことができます。そして図のように、その図自体を知らない人でも見た目だけでそれが表す情報を受け取ることができます。
ピクトグラムは単体または複数で、ラベルと併用して様々な運用のされ方が考えられます。言葉が通じなかったり、場所が暗かったり明るすぎることもあり、色の見分けがつかない人が見ることや目の見えない人に利用されます。そうしたときに単色で、エンボスの形状で文字と同じように情報が伝えられるピクトグラムは優れた共通言語となります。