ミノルタα-8700i (1990年2月発売)は、ミノルタα-7700iの改良型。改良点はミノルタでは初のシャッタースピード1/8000秒装備、6分割測光とスポット測光に加え中央重点測光、露出調整ボタンの追加、シンクロソケットの装備、ファンクションキーにより露出補正を選択していた露出補正機能の独立が挙げられる。多重露出機能を持つために「ファンタジーカード」を使用しての「幻想的」な写真の撮影も可能。黒のみだった外装仕上げがガンメタリックに変更されている。シルエットはほぼ同じで目新しい機能の追加もなく、地味な存在ながらもより機能性・操作性の向上を目指したものとなっており、第二世代型αシリーズの完成型と言える。
ミノルタα-8700iミール(1990年10月発売)は、ソビエト連邦の宇宙ステーションミールに搭載されたことを記念したパールホワイトの限定バージョン。同色の標準ズームレンズ、フラッシュおよび記念テレホンカードが付属。機能面や性能面での違いは皆無。
MINOLTA α-8700iを1990年~1999年まで愛機として使っていました。