エリトリアの国旗は、1995年12月5日に制定された。レイアウトはエリトリア人民解放戦線(EPLF)の旗からで、中央のオリーブのリースはエリトリアがエチオピアと連邦制をとっていた1952年当時のエリトリア国旗からなる。
緑は土地の肥沃さ、農業を表し、青は海を表す。赤は自由への闘争で流された血を表す。赤の使われている部分が左から右にかけて細くなっていき、右辺で消えているのは、この流血が将来無くなって欲しいという願いを表す。
エリトリアは、アフリカの角とよばれるアフリカの北東部にある。西にスーダン、南にエチオピア、南東部にジブチと国境を接し、北は紅海に面する。1991年5月29日にエチオピアからの独立を宣言し、1993年5月24日に独立が承認された。首都はアスマラ。独立以降、イサイアス・アフェウェルキが大統領に就任し、独裁制を敷いている。圧制から逃れるため、約560万の国民のうち数十万が難民化して、深刻な問題になっている。