紅海は、アラビア半島とアフリカの東北部に挟まれた湾で、その名称から赤い海を想像する方もいらっしゃるかもしれませんが、実際には一般的な海の色と何も変わりません。しかし、紅海には流れ込む河川がひとつもなく、インド洋との限られた循環のため塩分濃度は通常よりも高い3.6~3.8%程度となっています。
なんといっても、紅海の見どころは透き通った海水と、固有種も多く生息しているという200種類を超えるサンゴたち。極彩色の海の世界は、1年を通してダイバーたちを魅了してやみません。
ベストシーズンは5~10月の夏の時期といわれていますが、冬は冬でプランクトンの活動が控えめになるため夏場よりも水の透明度はグンと上がります。冬であれば20m先の視界までクリアに見えるというのですから驚きです。
シャルムエルシェイクから行くことのできるダイビングスポットは、4つのエリアに分かれています。近いものではボートで15~30分のところにダイビングできるポイントが点在しているため、とても気軽にダイビングを楽しむことができます。
界隈随一であるリゾート地としても名高いシャルムエルシェイクには、トロピカルな魅力満載のリゾートホテルもたくさん。プライベートビーチでゆったりとしたリラックスタイムを満喫するのもおすすめです。