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小幌駅廃止へ

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日本一の秘境駅 小幌駅に行ってきました

小幌駅地図「日本一の秘境駅」として知られる北海道豊浦町のJR室蘭線小幌(こぼろ)駅が10月末までに廃止されることが2015年7月25日、JR北海道などへの取材で分かった。JR北は鉄道事業で赤字が続いており、経費削減の一環で廃止する。秘境駅を観光振興に活用する考えだった同町は、駅の存続を訴えていく方針。

小幌駅は1943年、列車の行き違いや待避などに使用する信号場として設置され、1967年には地域住民らが利用できる仮乗降場となった。その後、1987年のJR北発足と同時に駅に昇格した。

当時は近くに集落があったが、少しずつ人がいなくなり、駅に通じる道も自然消滅。山と内浦湾の海岸に囲まれ、現在は車や徒歩で近づけない状態になっている。1日8本の列車か船でしか行けないことから、鉄道ファンから「日本一の秘境駅」と言われるようになった。

JR北は6月以降、計3回にわたって同町の村井洋一町長らと面会し、同駅の廃止について説明した。村井町長は「今年度末までに小幌駅を核とした観光振興策をまとめる予定だったのに……」と困惑し、JR北に駅存続を要請する方針を明らかにした。

同駅は無人駅のため、乗降客数は集計されておらず、観光客数のデータもない。この日、列車で同駅を訪れた札幌市白石区の会社員、古田嘉彦さん(60)は「ひっそりとしているのが秘境駅の魅力。廃止は寂しい」と話し、カメラのシャッターを切っていた。                  毎日新聞の記事より抜粋

小幌駅
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