エッジワース・カイパーベルト(Edgeworth-Kuiper Belt、EKB)、またはカイパーベルトは、太陽系の海王星軌道(太陽から約30 AU)より外側の黄道面付近にある天体が密集した、穴の空いた円盤状の領域。外側の境界はあいまいだが、連続的にオールトの雲につながっていると考えられる。
エッジワース・カイパーベルトは、正確には、単なる太陽との距離ではなく、軌道要素の軌道長半径と近日点距離で定義される。 エッジワース・カイパーベルトは、古典的エッジワース・カイパーベルトと近日点では海王星の重力の影響を受ける散乱円盤 (Scattered Disk) に分けられる。
主に水の氷からなる小天体で、便宜上小惑星として扱われる。日本学術会議による2007年4月9日の対外報告では、「エッジワース・カイパーベルト天体」および「カイパーベルト天体」を「TNO(太陽系外縁天体)」の別名としている。
アルファベットは木星型天体の略称で、真ん中の黄色が太陽