左上から順にガニメデ、タイタン、カリスト、イオ、地球の月、エウロパ、トリトン
太陽系全体を通じて見ると、冥王星はどの惑星よりも小さく、圧倒的に質量が少ない。それだけではなく、地球の月と比較しても質量は0.2倍以下であり、冥王星よりも質量が大きい衛星が7つもある。
7つの衛星は、ガニメデ、タイタン、カリスト、イオ、月、エウロパ、トリトン。冥王星は、小惑星帯にある最大の天体である準惑星のケレスに比べると、直径は2倍以上、質量は10倍以上もある。しかし、2003年に発見された太陽系外縁天体のエリスよりは小さい。こうして比較対象をすると、衛星より小さい冥王星は準惑星でも致し方なしと言ったところか・・・