日本通運㈱ねぶた実行委員会・ねぶた師 柳谷 優浩
「後醍醐天皇は天照大神の末裔でありながらも、臣下の者の裏切りによって流浪しておいでです。天照大神は時に龍神の姿となって大海原に出現したと聞きます。どうか龍神よ潮の流れを遠くに退け道を開いてくださりたまえ。」こう言って自らが持っていた黄金造りの太刀を抜いて、海中に投げ入れた。
すると、それまでは行き来するのも困難だった海岸線から、一斉に潮が引きはじめ広々とした砂浜が現れた。目の前に広がる光景は兵士たちの士気をあおり、軍は一丸となって鎌倉へ進撃した。
翌日新田軍の攻撃により鎌倉が炎上、北条高時以下北条一門が自決し、義貞は、幕府追討を為し遂げたのであった。 ・・・2014年8月3日に青森県庁向かいから撮影
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