青森ねぶた2014 パナソニックねぶた会 青森パナソニックねぶた会・ねぶた師 北村 蓮明
観光コンベンション協会会長賞【総合5位】
源範頼の軍は一の谷の東、生田の森から攻め入った。梶原景時は五百余騎、城の木戸の中へ討ち入ってさっと引いて出るが、共に討ち入った息子の景季の姿が見えない。子供を討たれてはと再び城中に取って返し、景季を捜して駆け巡ると、景季は馬を射られ、歩立になり、兜も打ち落されて、敵五人を相手に奮戦していた。景季の背の矢を入れる箙には盛りの紅梅が一枝挿されていた。景時は馬を飛んで下り、父子して戦い無事に引き揚げた。景季は平家の公家たちに、「風流を解する強者」として知られるようになった。ねぶたは梅の大木の下で梶原父子が平家を相手に奮戦している場面。
写真は全て2014年8月3日に青森県庁向かいから撮影
青森パナソニックねぶた会(町印)箙の梅、景季奮戦箙の梅、景季奮戦・送り絵YouTube以外、管理者に無断での使用・複製・転載・流用禁止