トムヤムクン (ต้มยำกุ้ง) は、辛味と酸味、複雑な香りが特徴的なタイ料理を代表するスープ。
「トム(ต้ม)」は煮る「ヤム(ยำ)」は混ぜる「クン(กุ้ง)」はエビのこと。エビ入りトムヤムスープという意味で他にも鶏肉やイカ等、他の食材入りのトムヤムスープもある。鶏ならトムヤムガイ、イカならトムヤムプラームックとなる。レモングラスを使った酸味のある味が特徴。
世界3大スープの1つとされるが、その話は初めて日本にトムヤムクンを持ち込んだ業者が、売り込みのために創作したキャッチコピーという説もある。「美味しんぼ」の原作者・雁屋哲は友人である食文化研究家の森枝卓士が広めたと主張している。ちなみに、後の2つはブイヤベースとフカヒレのスープとされることが多い。