作詞:青島幸男/作曲:萩原哲晶「日本一の男の中の男」の挿入歌。レコード化されなかった幻の逸品。
植木等主演による日本一シリーズを見ていると余計な事など忘れて楽しめる!例え会長だろうと部長だろうと上司に対しても言いたい事は包み隠さずにズバズバ言う。その気持ちの良さといったらない。造船会社の営業マンから、いきなりストッキング会社への転勤なんて…えっ?全く別の世界なのにまるで関係ない。頭の回転の凄さと行動力がこの植木等演じる主人公の凄さを物語っていて、初めての世界に入った日に不快指数ゼロと笑ってる姿は正にそのまま。植木等を見ていると、それだけで不快指数ゼロになるのだ。叱られても平気、常に笑ってる主人公を見てるだけで嫌な気持ちを全て忘れさせてくれる力がある。
植木等の演じるキャラクターは、どこか寅さんと似てる。ただ寅さんのような笑いながら泣けるというような感動は全く無い。それも寅さんとは違う魅力である。植木等主演映画には、世の中の嫌な事を全て洗い流してくれるから時々見たくなる。この世には、植木等主演映画の主人公のような人間が必要だと思う。