
当然周囲は植木の登場に唖然としたが、その瞬間に植木は機転を利かせて「お呼びでない・・・こりゃまた失礼致しました」とアドリブを放った。傍で見ていたプロデューサーは大爆笑し、以後、毎回のように使われるようになった。
なお上記のエピソードについて、小松自身はこのような事実はないと否定的な発言をしている。植木等の「お別れの会」の弔辞でも、「お呼びでないは小松がきっかけだとオヤジ(植木)さんはおっしゃっていたようですが、私はオヤジさんの出番を間違えるようなことはしていないと思うのです。」と述べている。そして「事実でなくても自分のために作ってくれたエピソードであり、本当に感謝している」とも語っている。
植木等はお呼びでないどころか、現世からも霊界にお呼びがかかるほど死してなお人気を誇っています。
…そうです。誰もが植木等に…あなたのようなキャラクターになりたくて日々青春の理想像を重ねてきたのです。
