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Channel: スチャラカでスーダラな日々
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カーネルサンダースの呪い

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阪神タイガース24年ぶり日本一?カーネルおじさん投げ入れ人生出演

カーネル・サンダース像カーネル・サンダースの呪いとは、1985年10月16日に、日本プロ野球球団、阪神タイガースの21年ぶりのセントラル・リーグ優勝に歓喜した阪神ファンが、ケンタッキーフライドチキン道頓堀店の店頭に設置されていたKFCコーポレーションの創業者でマスコットでもあるカーネル・サンダースの像を道頓堀に投げ入れた因果で、翌年以降の同球団の成績が低迷しているとされる都市伝説の一つである。

阪神は翌年以降から17年連続でリーグ優勝を逃しているが、その急激に弱体化した原因を説明するためにこの呪いが取り上げられた。一部のファンは像が回収されるまで優勝は無理だと信じていた。KFC秘伝の「11種類のハーブとスパイスのブレンド」のレシピを漏らそうとする者に生命に危険が及ぶとされる「カーネルの呪い」としても使用されてきた。

2009年3月10日、道頓堀川・戎橋下流200 - 300m付近、南側護岸から約5m、水深約2mの川底地点で、大阪市建設局による水辺整備事業の一環として障害物調査並びに除去作業を依頼された南海辰村建設が潜水作業員を投入し、磁気探査作業中に反応があった川底を調査していたところ、1985年に投げ込まれたとみられるカーネル・サンダース像の上半身が発見され、台船のクレーンで引き揚げられた。引き上げた作業スタッフたちはこれを死体と勘違いしたが、すぐにカーネル・サンダース像であることを確認し、ヘドロにまみれて灰色になり眼鏡や手首も外れてしまっていたが原形は留めていた。翌3月11日にも潜水作業員が引き続き調査したところ、8時53分に右手、9時頃に下半身が発見され引き揚げられ、11時25分頃に前日見つかった上半身部分と合体し同じ像のものと確認された。下半身・右手発見後の時点で眼鏡・両足首・左手は紛失状態であり、付近を入念に調査したが発見の可能性が薄いため、同日捜索開始から50分後に作業打ち切りとなった。

発見された像について日本法人は、2009年3月時点で他に行方不明の像は無く、外形・発見地点などの要素から当時に投げ込まれた像に間違いない、とコメントしている。像の処遇について、元来の所有権は道頓堀店にあったがすでに閉店しているため、日本法人が引き継いだ形で大阪市と協議していたが、同年3月11日に日本法人へ像の返還が決定し、同年3月13日に大阪市役所にて日本法人社長に引き渡された。像は専門家にて検査と最小限の修復を行い、当面大阪市内の警備会社金庫で保管されることになった。紛失状態の眼鏡は、投げ込まれる以前に掛けていた同型のフレームが1990年前後まで製造を担当していた鯖江市内のメーカーに残存しており、福井県鯖江市と福井県眼鏡協会から日本法人に贈呈された。

この像は2009年6月25日に、日本法人が実施している「チキン感謝祭」に併せ、NPO「文化財保存支援機構」による修復作業後の姿が住吉大社で公開され、「おかえり! カーネル」と命名された。同年8月に大阪市内で実施されるイベント「水都大阪2009」で展示された。

しかし甲子園歴史館から断りの連絡があったこと、人形のモデルでもあり同社の創業者であるカーネル・サンダース本人の生前のキャラクターを考慮したことなどから、2009年12月17日をもって表舞台からの引退が決まった。

その後、像は甲子園球場最寄りの阪神甲子園店(阪神の親会社である阪神電気鉄道の甲子園駅前にある。阪神甲子園球場内には別に「甲子園球場店」が存在する)での展示が決定し、2010年3月19日から常設展示が実施されていたが、2013年3月には日本KFCホールディングス社本社へと移転した。

カーネルサンダース人形定住

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