かつて駄菓子屋で子どもたちを熱狂の渦に巻き込んだ名作ゲーム「新幹線ゲーム」がiPhone/iPod touch向けアプリ「新幹線ゲーム」(無料)、iPad向け「新幹線ゲームHD」(450円)になって復活。2011年9月1日からApp Storeで販売を開始した。
子どもたちの社交場でもあった駄菓子屋は、駄菓子の販売だけでなくアーケードゲームを設置する店も多かった。1976年に発売された「新幹線ゲーム」は、特に人気のあった駄菓子屋ゲームの一つ。遊び方はシンプルで投入した10円玉をレバーで弾き、穴に落ちないようにゴールを目指すというもの。とはいえ絶妙な力加減でレバーを弾くにはかなりの腕前が必要で、それが子どもたちを虜にした。
今回リリースされたアプリは「復刻版 新幹線ゲームII」と「新幹線ゲーム 2011」の2タイプを収録。「復刻版」は駄菓子屋ゲーム博物館の岸昭仁館長監修のもと、新幹線ゲームシリーズ中で最も有名な「新幹線ゲームII」を完全復刻している。また「新幹線ゲーム 2011」は、遊び方はそのままで新しいアクション要素を加えた進化版。東京から博多までの全13駅分の各ステージをクリアすると、JR承認済みの東海道山陽新幹線歴代車両の「新幹線カード」が手に入る。集めたカードを「車両基地アルバム」にコレクションできるのも心をくすぐられる。