現在は飲料容器缶の全てがステイオンタブ式(中国ではプルタブ式)であるが、開口部の形状・大きさは内容物により多少異なり、中身が出やすいように幅を広く取ったものも見られる。
タブは指が掛かりやすいようにリング状になっており、リングプルあるいはプルリングなどと呼ばれる。ステイオンタブ式では、リングと呼べるほどには大きくない。プルタブ式のように引っ張るのではなく、引き起こすだけで済む。しかし力の弱い人や、美容上の問題などで爪を傷つけたくない人向けに、タブの下に差し込んで起こし、開けやすくする器具(プルタブ起こし)も販売されている。専用のもののほか、缶切りや栓抜き、十徳ナイフなどのマルチツールに備えられているものがある。マイナスドライバーの先端のような形状をしているが、用途がわからない人も少なからず存在する。