以前のブログで紹介したMarcello Barenghiさんのようなリアルな絵を描きたかったのですが、絵の才能が全くありません。ちょっとでも絵心がある輩は、武蔵野美術大学でデッサンの勉強をして世の中でイラストレーターとして世の中をハッとさせる作品を作るのだろうな・・・と思います。
私の出身地である青森県弘前市は、芸術家を数多く輩出する街です。ねぷた絵師から日本画家デビューを果たし、故郷から遠く離れて作品を描きつづける絵師も数多くいます。著名人ではこわいめごい女の子の作品が有名な奈良美智さん。学生時代は、小規模な見送り絵も描いていました。
彼は、世界的に評価されているポップアート作家で、ニューヨーク近代美術館(MoMA)やロサンゼルス現代美術館に作品が所蔵されるなど日本の現代美術の第二世代を代表する一人。にらみつけるような目の女の子をモチーフにしたドローイングやアクリル絵具による絵画で知られます。
ただ、極端に言えば絵の才能しか無いので自分の絵を販売することに関しては上手くなかったようです。そこに敏腕の営業マンが奈良氏に声を掛けて今のようにヨーロッパでも高値で取引されるような高名な画家となったのです。・・・小さいころから絵の勉強をすれば良かったとさえ思います。自分が現在、ヒトより秀でているモノと言えば写真だけです(>_<)
最近の奈良氏が描くにらみつけるような目の女の子の絵は、目尻が下がってきています。これは奈良氏の心の中そのもので、多数の人物と会うようになって心の中が丸くなったのが最近描く女の子の絵から推測されます。最近の絵が気になる方は、奈良美智で画像検索してみてください。