


この津軽錦絵は、西地区ねぷた親交会が運行していて絵師は小山内 暢さん。見送り絵の横に盛暢と書かれていますが、小山内 暢さんの絵師名です。
過去数年の運行に遡って同じ写真を探したのですが、見当たらなかったです。もしかすると、本ねぷたの前に運行されていた前ねぷたの見送り絵かも知れませんね。2019年のねぷたは8月3日と4日しか弘前ねぷたを撮影していないので、例年より撮影枚数が少ないです。
ちなみに右横に描かれたねぷた絵は、ねぷたの開きに描かれた牡丹です。開きとはねぷた絵の下部の大半を占めていて、旧津軽藩の藩主の御紋が牡丹だったのでそれに由来しています。全てのねぷたに牡丹が描かれているのが弘前ねぷたの特徴です。


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