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与力番所前の雪燈籠

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与力番所前雪燈籠
与力番所前の雪燈籠

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与力番所雪燈籠
弘前城の二の丸東門近くにある与力番所前で撮影した雪燈籠です。日の光がしっかり当たって写真が良く映えて見られます。

上級武士に仕えていた人々のことを与力といい、その与力が見張り役として警備をした詰所(番所)を与力番所といいます。与力番所は、城内の要所に配置され、藩政時代には追手門与力番所、三の丸東門与力番所など12ヵ所に建てられていたと伝わります。

廃藩以降取り壊されることもなく、そのまま放置されていたものが、1915年(大正4年)頃に現在の緑の相談所が建てられているその東側に曳屋移築され、以後公園管理人宿舎や作業員詰所として使用されていました。そして1979年(昭和54年)から3年をかけ、文化庁の指導協力を得て再度復元移築されたものが現在の与力番所です。

さて雪燈籠の作り方ですが、小学校時代にどういうワケか独りで作らされました。まず巨大なベニヤ板を四隅に立てて枠を作ります。上から雪を入れ続けてベニヤ板いっぱいにします。雪の上から雪燈籠を彫刻しやすくするために水を入れて固めます。

ある程度固まったらベニヤ板を外して雪燈籠の形になるまでいらない雪を削ります。これを1日かけて作りました。ものすごく汗だくになりますが、何とも得難い達成感があります。

後は燈籠の灯りを入れる窓とねぷた絵を嵌め込むだけですが、確か別のヒトがやったと思います。ねぷた絵はねぷた絵師でないと描けないので、木枠に収められたねぷた絵を灯り窓に嵌め込みます。

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与力番所向かいの雪燈籠
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与力番所向かいの雪燈籠
与力番所向かいの雪燈籠

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