JR東日本のテレビCM「行くぜ、東北。弘前の夜篇」は5月に弘前でロケが行われ、女優の木村文乃さん(26)が出演。津軽の夏をイメージした宵宮や、どこか懐かしい小路と若生おにぎりなどが登場し、弘前の魅力がぎゅっと詰まった内容となっている。JR東日本は「いくぜ、東北」夏のキャンペーンを6月6日から開始。公式サイトもリニューアルし、TVCM「弘前の夜」篇を公開した。
CMは、木村文乃が居酒屋で若生おにぎりを頬張りながら楽しそうに歌を口ずさむ。居酒屋を出た彼女は夜風の中「おいしく食べて、こりゃたまらんらん♪」と歌いながら、弘前の街を気持ち良さそうに歩く。すると突然「たまらん。たまら~ん、たまら~ん♪」と来た道を引き返し、先ほどの居酒屋ののれんをくぐり指を1本立てて「もう1個」とアピールする。それに対し女将は「3ついってまれ」と返し彼女も「んだ!」と同意する。しかしさすがに食べ過ぎたのか、イスを並べて横になり「苦し~い」とおなかに手を当てる。
撮影は、スタッフが昔、偶然立ち寄った居酒屋「しまや」を舞台に行われた。弘前にある津軽地方の郷土料理とお酒が楽しめるお店で、撮影で木村文乃が食べる若生おにぎりは、柔らかな昆布でご飯を包んだもの。 また、彼女が弘前の街を気持ち良さそうに歩いてたどり着いたのは、弘前市内にある公園。奈良美智の作品「A to Zメモリアル・ドッグ」が目印だという。ちなみに、女将の横で働いているのが、東北新幹線新青森開業キャンペーンでおなじみの岸本麻衣。彼女は、弘前出身で、このCMにはピッタリだ。