グラミー賞においては、1983年初の「ベストR&Bインストゥルメンタルパフォーマンス」賞をはじめとし、2002年の「ベスト・ジャズ・インストゥルメンタル・アルバム」賞と「ベスト・ジャズ・インストゥルメンタル・ソロ・パフォーマンス」賞(ダブル受賞)を含め、受賞は多数を数える。2008年の第50回グラミー賞においては『リヴァー:ジョニ・ミッチェルへのトリビュート』が同賞の主要4部門の一つである、最優秀アルバム賞を受賞している。
2011年にユネスコ親善大使に就任。2014年には、名門ハーバード大学の2014年チャールズ・エリオット・ノートン詩学講義の特別教授として連続講義を行った。2017年には俳優として映画『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』に出演している。
2003年2月20日、日本外国特派員協会にて以下の発言をしている。
「私自身は決してそういう人間にならないようにと願っています。自分は何でも知っていると信じ、ほかの人たちの言うことに耳を貸すことを忘れてしまった人、年長者だというだけの理由で年下の人たちよりも何でも知っていると思い込んでいる人、私は絶対にそういう人間にはなりたくありません。そこには非常に大きな誤りがあるんです。実際、私も教えるという機会に恵まれたときに経験したことですが、先生と呼ばれる人たちの多くが、教える生徒たちよりも、むしろ教える自分のほうが生徒たちから学ぶことのほうが多いと証言していました。これはとても良いことだと思います。」「私は演奏するとき、一生懸命にならないように努力しています。演奏するときはただ、オープンな気持ちになりたいと思うだけです。そうすれば、何が起きてもオープンに受け入れられ進んでその瞬間に起きていることの自然な流れの一部になりたいと思うようになります。」