アミダばばあは、フジテレビ系バラエティ番組「オレたちひょうきん族」のタケちゃんマンのコーナーで明石家さんまが演じた敵キャラクター。史上唯一、タケちゃんマンに勝利した怪人である。
タケちゃんマンと三番目に戦った怪人。明石家さんまがキャラクターを考案した。老人のキャラクターであったため「年寄りをいじめるのはまずいんじゃないか」と採用が躊躇われたが、「スマートにやれば大丈夫だろう」という結論に達し採用された。ブラックデビルの死後、息子ブラックデビルJr.がタケちゃんマンと対決していたが、第72話で登場したアミダばばあがホタテマンとともに人気を獲得し、第78話からタケちゃんマンと対決するレギュラー怪人となる。
登場当初は都市伝説的存在で怪人態もあみだくじ模様の描かれたエプロンを着用する程度で人間と大差ないものだったが、中盤第92話から衣装が変更。金庫があしらわれたトップスにサルエルパンツ、髪は当時流行したカーリーヘア(curly hair)に太めのヘアバンドでまとめるという前衛的なファッション性のあるものになった。この衣装はコシノジュンコのデザインである。
エプロンに描かれたあみだくじや、あみだくじセット、パソコンゲームのあみだくじなどをタケちゃんマンにやらせ、出た文字にちなんだ攻撃をしかけるのが得意技。攻撃前には「死んでも知らんど〜!!」と威嚇するが、富士山と言って手の甲の皮を引っ張ったり、梅干しと言ってこめかみに両拳をつき当てたりするなど非常にせこく、タケちゃんマンからツッコミを入れられるのが毎回のパターンである。