

岩木山(津軽富士)の見晴らしが良いために、古くから「津軽富士見湖」の愛称で親しまれる岩木山を水源とする自然流水の貯水池で、青森県下最大の人造湖である。廻堰大溜池は、この貯水池の正式名称である。津軽富士見湖には、タンチョウヅルが飼育されている湖畔の丹頂鶴自然公園と富士見湖パークとを結んでいる「鶴の舞橋」とよばれる橋が架かっている。
1660年(万治3年)津軽藩主津軽信政により、西津軽の新田開墾の灌漑用水源として築造された。1989年(平成元年)度 - 1994年(平成6年)度には、県営つがる富士見地区農業水利施設高度利用事業で「鶴の舞橋」等を整備した。