

校門を入ると、その軸線上に建物の正面が配置されている。全面がスチールサッシのガラス張りの正面からは、中のホワイエを見通すことが出来る。

館内には、微妙なカーブを持った折りたたみ式の座席が緩やかなスロープで舞台まで続く。白を基調とする内部やフレンチブルーに塗られた鋼板の外壁、軒裏の赤色など随所に色彩的工夫がなされている。座席は2階も含め、806席。
講堂の椅子はスプリングが効いていて座り心地は良さそうでしたが、床がコンクリートになっているのでとても寒そうです。外壁のサッシや椅子なども、一般的なものとは違ってちゃんとデザインされていて格好良かったです。椅子の番号が123~ではなく、いろはにほへと~になっていたのは珍しかったです。
