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新型インフルエンザ治療薬アビガン

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【新型コロナ必見】感染治療の現状 アビガンが効いていることが多い

新型インフルエンザ治療薬アビガン安倍晋三首相は3月28日、首相官邸で記者会見し、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)治療薬の有力候補として注目されている「アビガン」(一般名:ファビピラビル)について「正式承認に向け治験プロセスを開始する」と表明した。

会見で安倍首相は、COVID-19対策として「有効な治療薬やワクチンの開発を世界の英知を結集して加速していく」としながら、国内で観察研究として使用されている4つの薬剤(アビガン、レムデシビル、カレトラ、オルベスコ)のうち、新型インフルエンザ治療薬アビガンについて「ウイルスの増殖を防ぐ薬であり、既に症状の改善に効果が出ているとの報告もある」と強調。

「アビガンについては海外の多くの国から関心が寄せられており、今後、希望する国々と協力しながら臨床研究を拡大するとともに、薬の増産をスタートする。(COVID-19治療薬として)正式に承認するに当たって必要となる治験プロセスも開始する考えだ」と明言した。

アビガンの副作用

動物実験において、本剤は初期胚の致死及び催奇形性が確認されていることから、妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しないこと。

妊娠する可能性のある婦人に投与する場合は、投与開始前に妊娠検査を行い、陰性であることを確認した上で、投与を開始すること。また、その危険性について十分に説明した上で、投与期間中及び投与終了後7日間はパートナーと共に極めて有効な避妊法の実施を徹底するよう指導すること。

本剤は精液中へ移行することから、男性患者に投与する際は、その危険性について十分に説明した上で、投与期間中及び投与終了後7日間まで、性交渉を行う場合は極めて有効な避妊法の実施を徹底(男性は必ずコンドームを着用)するよう指導すること。また、この期間中は妊婦との性交渉を行わせないこと。

アビガンの原料を国内生産へ コロナ治療薬に期待(20/04/03)

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