右の画像は津軽地方で一般的に売られているしとぎ餅のパッケージです。しとぎを漢字で書くと「粢」という字になり、下に米の字が見えます。生のお米を水に浸して柔らかくなったら粉にし、これを再び水で捏ねて成形したものの総称を「しとぎ」と言います。最後に油を使って焼けば完成です。しとぎ餅が固くなっても焼けば元通りに戻ります。秋田県でもしとぎ餅が売られているそうです。
・作り方
【材料】(10個分)
・もち米粉…800g
・水…3カップ弱
・あんこ… 300g
・油…少々
【作り方】
1. もち米粉に少しずつ水を加えてこねる。
2. よくこねたもちを70gずつにわける。
3. 2のもち皮のなかに30gくらいのあんこを入れ丸めてから1cmくらいの厚さで丸くし、型をととのえる。
4. 3をフライパンで少しこげ目がつく程度まで表裏を焼く。
※基本的には白いしとぎもちが本来の姿ですが、最近はヨモギなど色々な食材を加えることで鮮やかな色合いのしとぎもちを見かけることも多くなっています。
弘前市に本社がある陸奥新報にはソウルフード「しとぎ餅」に思い込めと言う記事があるので、この記事と弊ブログ記事を併せて御覧下さい。
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しとぎ餅
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