新聞部の山崎信夫は、サッカー部の長谷川真一とともに下校し、スクールバスへ向かった
そこに妙な学生服を着ている1人の生徒がいて、なにか光る機械をいじっている
運転席の後ろには1年生の女生徒・早坂哲子、そして国語教師・北勉先生がいた
見知らぬ少年は、運転席に機械を取り付け、運転しはじめ、それを見た運転手がドアの前まで来て、消えた。あたりの景色も消え、濃い霧のようなミルク色となる
少年の喋り方は妙なアクセントのぎこちない日本語で、飛びかかっていった真一を武器のようなもので撃つと絶叫して倒れた
「しんけいに、しょっくをあたえた、だけ、だ 15ふんたらずで、もとに、もどる、だろう」
バスは振動はないがエンジン音は続き「もくてきのじてんに、ついた、ぞ」