サディスティック・ミカ・バンドのファーストアルバムを聴いたイギリスの音楽プロデューサー、クリス・トーマス(当時ビートルズやピンク・フロイドを手掛けたことで有名になっていた)からプロデュースの話があり、セカンドアルバム『黒船』を発表。このレコーディングには実に450時間が費やされた。
その後、小原礼が脱退し、後藤次利がベースとして参加。サードアルバム『ホット!メニュー』をリリース後、1975年には、ロキシーミュージックの全英ツアーにおいてオープニングアクトを務めた。その後、サディスティック・ミカ・バンドは加藤和彦・ミカの離婚により、1975年11月に解散した。
クリス・トーマスと法的な結婚はしていなかったが、8年半後にミカは別居して料理研究家としての歩みを始めた。