岩泉駅は、岩手県下閉伊郡岩泉町中野にあったJR東日本岩泉線の駅で同線の終着駅。岩泉線の廃線により2014年(平成26年)3月31日限りで廃止。
列車本数が極めて少ない岩泉線だが、駅舎は二階建ての大きなものだった。これは駅舎の2階に岩泉町観光協会と岩泉商工会が併設されているため。
ホームは単式ホーム1面1線であった。一見すると島式交換型だが、駅舎側のホームには線路が敷かれていない。計画では線路はここから小本駅(三陸鉄道北リアス線の駅)まで延びる計画であった。
茂市駅管理の簡易委託駅。駅舎の1階に「きっぷうりば」があり岩泉からの切符(常備券)を発売していた。またJRバス東北の早坂高原線で盛岡駅まで出て東北新幹線を利用する人のために、盛岡から仙台、大宮、東京(都区内)までの片道乗車券と新幹線指定席特急券(料金補充券)を発売していた。なお列車が発着するのは朝晩だけであったため、日中は不在時あり。