函館から延びる海岸線は美しかった。朝の事故も忘れそうなくらいに・・・ほどなく木古内駅に着いた。ここでM氏と別れ、木古内駅内部を色々と撮影した。90分ほど待ち時間があったので、木古内駅でしか購入出来ない江差線記念乗車券を購入。その時に下の江差行きの表示板も撮影したが、ちょうど表示板の業者が来ていて二段目の湯ノ岱・上ノ国・江差方面の文字を削るために脚立に上りメジャーを出して測っていた。ここにも廃線の準備が着々と進んでいた。今から思えば90分を待っているだけでなく、渡島鶴岡駅や吉岡駅など撮影しに行けば良かった。
本来の予定なら湯ノ岱駅舎を改札口を出て正面から撮影したあと、湯ノ岱温泉に行って駅舎巡りをするはずだった。しかし自らのんびりした予定を組んでしまったため、江差駅で廃線記念乗車券を買ってとんぼ返りしただけだった。昨日のうちに一度江差線を往復していたので、駅名標などは撮影済で10年前にも訪問したことがあるので特に江差線に対しての執着もなかった。
それでも今から本来の予定を立てて実行していればと悔やむこともある。最初の予定では湯ノ岱温泉で天ノ川駅の通過証明書や関連する切符など買える機会があったのに、情報収集不足で湯ノ岱駅で下車しなかったのは失敗だった。予定通り、木古内から蟹田経由で弘前に戻った。実家に電話すると親は休みでこれから知人と飲みに行くところだと言う。そこまでの往復する運転手を買って出る代わりに、弘前駅まで迎えに来てもらうようお願いする。その足で親を飲み会に連れて行き、自分は実家で荷物の整理をした。
21:30にM氏を弘前駅まで迎えに行き、実家近くの桔梗野温泉に行くため真っ直ぐ向かった。しかし22時で営業を終了すると言う。22時までに入れば入浴は可能ではないか?と聞くと、22時にバイトが来て風呂場の掃除を始めるとのこと。たった10分しか入浴する時間が無いので、今回は諦めて実家のシャワーを浴びた。M氏と共に車窓から江差線沿線風景を撮影したビデオを見ながら過ごした。寝る前に親を迎えに行き、実家に戻って寝たzzz