昨夜の夜桜撮影でかなり銀塩FILMを使ってしまったので、親に無理を言ってカメラ屋までFILMを調達しに行った。まだ高性能のデジタルカメラを持っていないので、調達するのは仕方がない。桜や鉄道も日食の写真も銀塩FILMの滑らかさには叶わないと思っているので、これからも銀塩FILMを使い続けるだろう。
追手門で車から降ろしてもらい、弘前市役所屋上から追手門を眺めた。連日のポカポカ陽気で遂に桜の花びらが外堀に落ちてしまった。桜の花びらがひとひら落ちると、それは加速度的に増してきた。あっという間に堀の角は、桜の花びらで覆われてしまった。それに気が取られてしまったのか、ブログでも紹介した弘前市長公舎に行くことをすっかり失念してしまった。無料で入館できる唯一のチャンスだったのに…
だいぶ経ってから弘前市長公舎の件は思い出していたので、もうあとの祭りだ。旧第五十九銀行(現在の青森銀行弘前支店)で貨幣の無料展示をしていたのを見かけたので、M氏と共に出かけた。既に何度も入っているので、一階の展示だけを見てホールの脇で休んでいた。E日本銀行券が見られると思っていたのだが、D券までしか展示していなかった。
朝からだいぶ歩いたので小腹も減り、甘いモノが食べたくなった。弘前を出発するまで時間があるので、歩いてすぐの川越黄金焼を食べに行った。この店で唯一出している商品が黄金焼で中身は白あんが入っている。弘前市民なら食べた人がいないほどの人気だ。それを同行しているM氏と店内で食べた。最低4つは食べたかったのだが、M氏が二人分だと勘違いしてしまった。
こちらの流儀を伝えていない方が悪いのだが…店内に置いてあった新聞を読みながら黄金焼を完食した。巷では消費税が8%になったばかりだが、黄金焼は1個50円のままだった。親によると、弘前市内でも価格を据え置いている店は多いそうだ。店内で食べるとお茶まで付いてくるので、のんびりしたい方にはお勧めだ。その後、100円バスで弘前駅まで乗った。