ダラス・フォートワース国際空港は、アメリカ合衆国・テキサス州ダラスとフォートワースの間に位置する国際空港。IATA空港コードはDFWである。
総発着数では世界3番目、旅客運送では6番目の空港である。敷地面積はマンハッタン島より大きく、テキサス州最大、アメリカ全土でもデンバー国際空港に次ぐ広さの空港である。発着枠の7割が世界最大手のアメリカン航空で占められており、同航空会社の要塞ハブ空港でもある。
DFWでのターミナルは半円であり空港の中央部の北南動脈道路 (テキサス州高速道121号線) を取り巻く。1990年代後半まで、それぞれ番号 (最北に2つ、最南に4つ) 及び頭文字 (East のE、 West のW) によって指定されるも、その後変更され、ターミナルでは現在、AからEまでの文字が使われている。
DFWのターミナルは旅客の車と航空機の間を最小に隔てるようになっている。このレイアウトのため、接続機からゲートまで長く歩く事になる。アメリカン航空は接続を早くするため、ターミナルA、B、C間にTrAAmと呼ばれる人員移動システムを運営していた。
しかしながら、老朽化やスピードの遅さを理由が課題となり、2005年度前半、5ターミナルを高速で運行する「スカイリンク」に置き換えられた。このスカイリンクは、世界最速の空港内人員輸送システムとなる。