上記の地図は、今年と来年に南米のパタゴニアで見られる皆既日食帯です。近年では、南米以外に皆既日食を見られる大陸がありません。非常に限定的な場所で、日本から遠征するには遠いです。
皆既日食が見られる大都市として、ラ・セレナが挙げられます。ラ・セレナの西側にはアンデス山脈がそびえたち、世界各国の天文台が立ち並びます。ラ・セレナの沖には南極からの寒流が赤道まで流れているので、海流の影響によって砂漠のような気候になります。それで世界屈指の晴天率を誇る場所としてラ・セレナに世界各国の天文台が立ち並びました。
但し天文台近辺の宿は既に埋まっているので、泊まりながらの観望は不可能です。私はラ・セレナの海岸沿いにある簡易宿を皆既日食の前後四日間にかけて既に押さえています。自分で予約を済ませた後、その宿は売り切れになってしまいました。ちなみに私が調べたところの宿代の支払いは、現地払いだそうです。
ラ・セレナへ出発するのは明日です。明日からラ・セレナに向かう予定の航空便などを紹介します。