大高は補正機で撃つと、味方も消えたが、誘導派の男も消えてしまい
大高は愕然として、そのまま古い倉庫に逃げる
中は本の山があり、床に上げぶたがあった
誠一と川島は大高を追うが、すでに大高は自分の時間流に消えた後
川島
「・・・これもひとつの結末だな 我々は勝ったということになるのだろうな
補正機が彼らにも効いたということは、この世界が未来とつながらなくなったのを意味する
だから、ここは誘導派が到来したことのない過去なんだ
彼らはどこか別の世界に手を出すか、細々と自立するコースを選ぶだろう
我々はこの倉庫の扉の前にいたから、過去に戻りながらも記憶は失わなかったのだよ
しかし、つくられた明日はもう存在しない
君たちは自主性で歴史を作ることになる
今度の戦いの思い出を語る相手はこの世界にはいないが・・・耐えてもらうことだ」
大高は愕然として、そのまま古い倉庫に逃げる
中は本の山があり、床に上げぶたがあった
誠一と川島は大高を追うが、すでに大高は自分の時間流に消えた後
川島
「・・・これもひとつの結末だな 我々は勝ったということになるのだろうな
補正機が彼らにも効いたということは、この世界が未来とつながらなくなったのを意味する
だから、ここは誘導派が到来したことのない過去なんだ
彼らはどこか別の世界に手を出すか、細々と自立するコースを選ぶだろう
我々はこの倉庫の扉の前にいたから、過去に戻りながらも記憶は失わなかったのだよ
しかし、つくられた明日はもう存在しない
君たちは自主性で歴史を作ることになる
今度の戦いの思い出を語る相手はこの世界にはいないが・・・耐えてもらうことだ」