ワールドオートバイサーカスは、北海道と弘前桜祭りを中心にショーを行っています。テントのデザインが渋く、すごくレトロな時代を感じる佇まいです。
ワールドオートバイサーカスは昭和中期頃にはあったようなので、かなり歴史あるサーカスです。入場料金は、大人が700円で中学生以下が500円。中に入ると4mほどの板が樽状に打ち付けてあり、観客は中を覗き込むように周りを囲みます。
バイクを操るのは、札幌市出身の藤田昭範さん(45)。運営会社によると、樽の中で曲芸ができる日本で唯一のライダーです。手を離したり、目を隠したりして運転。樽上部ギリギリまでバイクが上ると、歓声と悲鳴がこだまします。
両手放しは当たり前!バイクにまたがる時代は終わった!という感じで横乗りをはじめます。次は日の丸で視界を遮ります。曲芸が決まるたびに思わず声が出てしまいます。
興奮は続きます。おひねりのように1000円札を差し出すと、そこまでバイクが取りにきます!その距離わずか50cm?いやそれ以下かも?近くを通るとき板の振動がこちらに伝わってきて、五感で直ぐそばまでバイクが来ていることを実感します!
ホントに目の前に来るのでめちゃくちゃ怖いです!怖いけど近くに来てほしい!みたいな意味わからない感情でテンションが上がります。歓声と悲鳴が入り混じる不思議な空間で、観客全員が大興奮!