春陽橋は、藩政時代には無かった橋です。西濠を隔て、市街地である五十石町と西の郭に架かります。1932年(昭和7年)市民の通行の利便性のために架橋され、弘前城内では最長の橋となりました。
その後、老朽化のため2005年(平成17年)12月に春陽橋の架け替えが行われました。橋の長さは30メートルで、橋の幅は3メートルあります。
弘前さくらまつりの夜は西濠の両側に桜の木が立ち並び、水面にその鮮やかな姿を反射させ、幻想的な光景を生み出します。この光景を一目見ようと期間中には、たくさんの人たちが春陽橋に詰めかけます。
西濠には南側に貸しボートがあります。貸しボートは弘前さくらまつり開催期間(通常4月23日~5月5日)のみ営業で、料金は60分1000円です。昼間は春陽橋の北濠までボートが行き来しています。9:00-17:00まで営業中です。
ボートに揺られながら西濠の堤沿いに植えられた桜を見物できます。西濠名物の桜のトンネルや水面に映る桜の眺めが素晴らしく、親子や夫婦・カップルなどに人気があります。
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