ミス桜グランプリに輝いたのは、板柳在住で会社員の松山睦実さん。休日の時間を使い、リポーターやモデルのタレント活動などを行っているという。グランプリを発表された瞬間、涙をこらえながら笑顔を見せた。「支えてくれた人たちへの感謝とうれしさで涙が溢れた」と松山さん。
応募のきっかけは、東京の写真展に参加した際、弘前公園の桜や弘前の魅力を県外の人から語られ、その魅力を地元民として発信したいと思ったことだという。松山さんは「弘前市政130周年や平成最後で令和最初といった節目のミス桜として、3人と一緒に1年間、弘前を発信していきたい」と意欲を見せる。
2人のミス桜は会社員の西村菜々穂さんと大学生の佐伯ちひろさん。西村さんは上司から勧められてエントリーしたと振り返り、小学3年から始めたという書道パフォーマンスなどを通じて弘前を発信したいという。「弘前さくらまつりの応援キャラクターに就任した桜ミクと一緒にがんばりたい」とも。
佐伯さんは弘前大学のゼミで学んだ「やさしい日本語」をPRタイムで披露。佐伯さんは「インバウンドの外国人にもわかりやすい『やさしい日本語』を使い国外にも魅力を伝えるため、観光や文化や歴史をこれからしっかり学びたい」と話す。
ミス桜の初仕事は4月20日の「弘前さくらまつり」開幕式となる。