ある日、陸別蟹を食べながら雑談していたところ勇作と欽也が同じ福岡県出身ということが判明。
その後、運転途中で腹痛を覚えて路上に車を置いたままトイレに駆け込んだ欽也に代わり、対向車のトラクターを通すため「これでも仮免まで行った」という朱美がハンドルを握るが、車を脱輪させてしまった上に農地を暴走し、干し草の俵に車を突っ込ませてしまい、欽也と朱美はそのことで口論になり、朱美は泣き出してしまう。
勇作の交渉の結果、その農家に泊まることになる。欽也と同室になった勇作は、今までの欽也の朱美に対する不節操な態度に対し「お前、それでも九州の人間か」「そう言うのを草野球のキャッチャーってんだ、ミットもないってことだ」と叱責する。そして、車中の会話から、勇作はかつて暮らした夕張に向かっていることが明らかになる。