バハマ音頭とは、一部地域の夏の盆踊りで子供たちの大人気曲である。
主に千葉県北西部、松戸市や柏市付近でよく利用されている。そのほか東京都や、長野県でも一部地域で利用されているという報告がある。
この正体は、1970年代ドイツのバンドグループBoney M の『Bahama Mama(バハマ・ママ)』という曲で、これに誰かが振り付けや和太鼓の音頭をつけて日本の盆踊りに取り入れたもの。千葉県松戸市民や柏市民なら誰でも踊れる、踊れないとモグリであると言われるほど、大人気の曲である。
地元民にとっては盆踊りでこの曲がかかるのは当然で、全国区だと思っている人が多い。しかし改めて考えてみると、このような洋楽が日本の盆踊りが使われている事や、それを老若男女誰でも踊れる事はどう考えても異質である。