棒二森屋には、昭和54年(1979年)小学六年生の修学旅行で行ったことがあります。主に函館市街の観光と函館山ロープウェイで夜景を見て一泊したのですが、自分一人だけ夜景を見ないことを選択したので早々と宿に泊まって一人で入浴して寝ました。
函館市街の観光ですが、まだ金森倉庫が整備される前だったので行く範囲が限られていました。青函連絡船で往復しましたが、海が非常に荒れていて船が大揺れで普段車酔いしない生徒が床に吐くくらい揺れが酷かったものでした。
あれから早や40年!その棒二森屋が閉店するとは、夢にも思わなかったです。一生そこにあり続けるものだと思ったので、写真すら撮っていなかったです。惜しいことをしました。
なぜこんなにも思い入れがあるのかと言えば、かつて弘前にはかくは宮川と言う呉服屋から進化したデパートがありました。小学生の頃まではそのまま現存していたので、母親に連れられて行った記憶があります。それが取り壊されてHIROSA(ハイローザ)となったのですが、次々とテナントが撤退して15年ほど更地のままでした。
今では更地にマンションが建っていて、当時の面影のカケラすら無くなりました。有名無二のデパートを棒二森屋に追い求めていたのかも知れません。そのくらい思い入れがあるデパートがなくなってしまい、非常に残念に思いブログのネタにしました。