荻野が案内した「英光塾」は高い塀に囲まれた日本風の地味な家だった
板扉を破って入ると、中学2、3年の塾生らが超能力で向かってきたが、ミチルほどの力はない
そこに京極がミチルを肩に支えて現れた
京極:
ここではこれ以上うまくいきそうもない
私は未来世界から、この時代の担当の1人として派遣されて来た
我々の時代は、文明が破産しようとしている 混乱と無秩序でどうしようもない
そうなったのも、もとはといえば、過去の時代に、1人1人が自由を主張した積み重ねなのだ
過去を選ばれた、正しい人間が、その他の何も分かっていない連中を指導する世界にしなければ我々の世界は破産状況に至る
カズミ:
間違っているのはそちらよ!
人間として生きるために文明を生み出したので、文明を守るために人間があるんじゃないわ!
京極:いくらでも言うがいい 私は去る この時代の別の場所で仕事を再開するだけのことだ
ミチル:ついて行くわ! お願い
荻野:そんなことしても、すぐに発見されるぞ
京極:その時は、名前も顔も変わっているからな 証拠は消さなければならない
家から炎がふきだした 火事になり、京極とミチルがふっと消えた
板扉を破って入ると、中学2、3年の塾生らが超能力で向かってきたが、ミチルほどの力はない
そこに京極がミチルを肩に支えて現れた
京極:
ここではこれ以上うまくいきそうもない
私は未来世界から、この時代の担当の1人として派遣されて来た
我々の時代は、文明が破産しようとしている 混乱と無秩序でどうしようもない
そうなったのも、もとはといえば、過去の時代に、1人1人が自由を主張した積み重ねなのだ
過去を選ばれた、正しい人間が、その他の何も分かっていない連中を指導する世界にしなければ我々の世界は破産状況に至る
カズミ:
間違っているのはそちらよ!
人間として生きるために文明を生み出したので、文明を守るために人間があるんじゃないわ!
京極:いくらでも言うがいい 私は去る この時代の別の場所で仕事を再開するだけのことだ
ミチル:ついて行くわ! お願い
荻野:そんなことしても、すぐに発見されるぞ
京極:その時は、名前も顔も変わっているからな 証拠は消さなければならない
家から炎がふきだした 火事になり、京極とミチルがふっと消えた