1975年11月に来日し、渋谷の東急百貨店で開催された「写真展兼サイン会」には会場に入りきれないファンが、隣のビル屋上までに詰めかけている。アイドルといえば歌手活動がメインというのが常識だった時代に、グラビアを中心とした活動を行った。元祖グラビアアイドルと呼ばれる存在である。
1976年夏には近藤正臣と共演したトヨタ・スプリンターや資生堂など9本のCM出演をしている。同年に「平凡パンチ」、「週刊プレイボーイ」、「GORO」、「週刊少年マガジン」や、当時のアイドル雑誌「ガール・ガール・ガール」(集英社)、「クランクイン」(辰巳出版)などのカバー・グラビアページに多数登場した。他に「週刊読売」など一般週刊誌のカバー表紙にも登場した。
1976年9月にプロモーション映画『太陽の恋人 アグネス・ラム』(東映25分、三堀篤監督、高中正義音楽・主題歌「Sweet Agnes」)が公開された。同作品は、2003年3月に、54枚の写真カード等を付けて限定500個を謳いDVDとして発売された。高中のミュージック・ビデオ『Go-On』にも映像が登場している。
1977年にシングル『雨あがりのダウンタウン』をリリースし歌手デビューも果たす。同年以降何回か、NHK紅白歌合戦に応援ゲストとして出場。ハワイロケの『帰ってきた若大将』(加山雄三主演、1981年)にゲスト出演した。1980年代初頭にもハワイでの撮影で「英会話番組」などに出演したが、アグネスラムのフィーバは1975~79年辺りである。