山本彩は園まり役で第5回(9月30日)から登場。「昭和を代表する歌手である園まりさんの役を演じることが出来て、とても光栄に思います」と喜びの心境を明かし、「私がドラマの中で歌わせて頂いた『逢いたくて逢いたくて』は、私よりもずっと前に生まれた曲ですが、この役を演じさせていただいたことによって、当時の歌謡の世界を感じることが出来ました」とコメントを寄せた。
「逢いたくて逢いたくて」は、園まりの19枚目のシングル曲である。岩谷時子作詞・宮川泰作曲の 園まりの代表曲のひとつ。
1966年にリリースされ、空前の大ヒットとなり、同年、6月には園まり自身も歌手役で出演する同名タイトルの日活制作の映画が上映された。
原曲は双子の女性デュオ歌手、ザ・ピーナッツの7枚目のシングル「手編みの靴下」(1962年)で、作詞者の岩谷時子が新しい歌詞をつけたリメイク版であるが、その「手編みの靴下」は平野愛子の「港が見える丘」(作詞・作曲:東辰三)がベースとなっている。