弘前城植物園は、昭和63年5月に弘前公園三の丸の一角で開園しました。春から秋まで季節の花が目を楽しませてくれます。毎年5月の最終日曜日は無料開放します。昔は市の施設が色々あって自由に入ることが出来ましたが、植物園になってからは入場料を払わないと中の様子が分からなくなりました。市民会館以外の施設は全て園外にあります。
弘前城植物園は、弘前公園三の丸の一部7.65haを都市緑化植物園として造成しました。園内には、約1,500種の樹木や草木が用途別に植栽されています。見どころとしては、文化7年に江戸から庭師を招き築庭したと言われる「三の丸庭園」、津軽地方の独特な築庭法を伝える「大石武学流庭園」、世界各地のハスやハナショウブ等を集めた「湿性植物園」、広々とした芝生の周りの「梅園」、季節の移り変わりを感じ取れる「花ごよみの径」、万葉集に詠まれた植物を集めた「万葉植物園」など。