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最後の菊人形制作

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最後の菊人形制作

為信の津軽統一弘前城 菊と紅葉まつりが開催される前日に晴天だったので、弘前城植物園に行きました。ちょうど菊人形が設置されていたので撮影。今年で制作を辞めるとは残念ですが、長年携わって下さりありがとうございました。以下、新聞記事より抜粋。

「弘前城 菊と紅葉まつり」(10月20日~11月12日)で、40年以上にわたり菊人形制作に携わってきた東京・江戸川区の「矢吹マネキン人形店」の3代目矢吹吉明さん(76)が、今年の祭りを最後に引退。10月19日に祭り運営委員会から感謝状を受け取った矢吹さんは「弘前の仕事が一番長く、特別な思いがある。46年間、すごく楽しかった」と語った。

同店は明治時代に創業。津軽こけし館(黒石市)をはじめ博物館・資料館の展示用人形などを手掛けており、菊と紅葉まつりには1972年から参画。その年のテーマに合わせて人形の顔や手足、小物を制作し、開幕に合わせて10日ほど滞在して仕上げている。

矢吹さんは、2006年に2代目の父建二さんが亡くなって以降は、妻敏子さん(71)と二人三脚で作業。ピーク時は全国5カ所の菊人形を手掛け、現場から現場へと飛び回ったという。しかし、体力の限界を感じ、2018年1月で店を畳むことを決めた。

10月19日、弘前市役所で菊と紅葉まつり運営委員長の葛西憲之市長が矢吹さんに感謝状を手渡した。矢吹さんは「今は気が張っているが、終わってしまったら寂しくなるかも」としみじみ語りながらも「仕事は引退するけど、また弘前に来る。リンゴを買いたいし、桜も見てみたい」と笑顔を見せた。

矢吹さんはまつりに使用した人形一式を運営委に寄贈。来年以降の菊人形制作は、弘前観光コンベンション協会が中心となって行う予定。

最後の菊人形の設置前
最後の菊人形の設置前

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