ねぷた絵師の佐藤大節(さとう・だいせつ、本名節夫=せつお=)さんが2017年1月7日午後8時27分、肺がんのため療養先の弘前温泉養生医院で死去した。81歳。通夜は12日午後6時から、葬儀は13日午前11時から、ともに弘前市南城西2丁目の公益セレモニーホールで。自宅は同市前坂字赤井298の10。喪主はねぷた絵師で長男の大瀬和臣さん。
佐藤さんは同市出身。35歳でねぷた絵師の長谷川達温氏に弟子入りし、42歳でねぷた絵師としてデビュー。同年の観光協会長賞を皮切りに、県知事賞、市長賞など受賞多数。これまで600~800台のねぷたを制作した。後進の育成にも尽力、指導に当たった約200人の弟子から25人がプロとなった。昨夏のねぷたシーズン後に体調を崩し、同院で療養していた。
・・・佐藤大節絵師がお亡くなりになりました。ねぷたの撮影を始めた頃から既に第一線で活躍されていた絵師で、これまで何枚ものねぷた絵を撮影させていただきました。
弘前建設業協会に出していた頃のねぷた絵が印象に残っています。
私よりも若い絵師が弘前ねぷた絵師の主力となっていますが、やはりこれまで長い間活躍されてきた重鎮の死去には悲しみを覚えずにはいられません。心よりお悔やみを申し上げます。
ちなみに1992年以前に撮影された私の叔父である原田圭二氏の写真を展示していますが、昨年10月21日に亡くなられたので写真の著作権は引き続き管理者(kei)の下にあります。死去される前に原版を譲り受けていますので、故人の写真は手元にあります。
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2017年1月7日死去
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